デコルテマッサージで免疫力アップ 未分類 2020.04.24
過ごしやすい暖かさになってきましたね。ペパーミント阿佐ヶ谷店は短縮営業中ですが、この1か月にご来店下さった皆様を施術していて気になったのが、普段よりデコルテが固まっていることです。
外出することが減り、家でスマホやパソコンを見る機会が増えていませんか?そうすると肩甲骨の前側と鎖骨の前側をつなぐ小胸筋が固くなって縮んで肩が前に入ってきてしまいます。(巻き肩と呼ばれていますよね)
この、胸の筋肉がこり固まって肩が前に入ってきている状態、美容面では顔太りや、肌荒れ、胸が垂れる、猫背になるなど悪いことが一杯なことは皆さまによくお伝えしているのですが、肩甲骨周辺の辛さに隠れて日頃無視されがちな胸の前面(デコルテ)を流れよく詰まらない状態にしておくことは実は免疫力アップにも重要なポイントなのです。
デコルテと呼ばれる胸の前のあたりの部分のマッサージがなぜ免疫力アップにつながるのか?東洋医学と西洋医学両面から説明します。
①リンパの流れをよくすると免疫力アップ
全身にはリンパ管という管が張り巡らされていて、その中をリンパ液が流れています。リンパにはエステに通って下さっている皆さまにお馴染みの排泄機能の他に、大まかにわけると
免疫機能
というもむ一つの重要な役割があります。
リンパ液の中のリンパ球には体内に侵入したウイルスを攻撃し、免疫力を向上させる働きがあるのですが、リンパのつまりにより老廃物が蓄積するとこのリンパ球の働きが弱まってしまいます。この働きが弱まると免疫機能が低下してしまい、風邪やウイルス感染を引き起こしやすくなってしまいます。
デコルテ周辺には、鎖骨と脇に「リンパ節」と呼ばれるリンパ管が集まっている部分があるので、マッサージで常に流れよくしていくとよいのです。
②肺経の重要ツボ 中府 がある
フェイシャルマッサージやツボオイルセラピーで、鎖骨の下のツボを押されて「イテテテテ!」となった経験がある方いらっしゃいますよね?この 鎖骨外側下のくぼみから、親指1本分下。 ここが
「中府」という肺につながっているというわれる経絡上のツボなのです。
※経絡とは、東洋医学で気(エネルギー)と血(血液)を運ぶルートとされており、経絡上の要点がツボ(経穴)です。
この中府、肩の前の筋肉の緊張を緩めるツボで、胸の垂れるのを予防、顔色をよくする、顔痩せなど美容面での効果の他に、気管支炎、咳、など肺に関係する諸症状に効くツボなのです。
今日は、なかなかサロンに来られない方のために免疫力を高めるセルフデコルテマッサージ方法動画、ご家族でできる「2人バージョン」ご紹介します。
簡単な方法ですのでぜひやってみて下さいね。(一人暮らしの方すみません!1人バージョンは明日アップいたします)
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