免疫を高めるには・・・ お知らせ 2022.01.27

こんにちは、かわせです!
最近、コロナの感染率が急激に増え、日々不安な毎日を送っている人は多いのではないでしょうか。
病気に負けずに健康な毎日を送るには、免疫力を上げることが重要です。
免疫について、少しお話させていただきます!
免疫力とは、病原菌やウイルスなどの異物から体を守る機能のことをいいます。
免疫力が下がるということは、体を守る力が弱まるということなので、病気にかかりやすくなってしまいます。
また、汚染物質やほこり、老廃物などを処理するのも免疫の役割なので、免疫が下がるとアレルギー症状が出たり、肌荒れしやすくなったりもします。
今回は、今日からできる免疫力を上げるための4つのポイントをご紹介します。
①代謝・体温を上げる
代謝や体温を上げることは、免疫力を上げることにつながります。
免疫細胞のなかには、異物が入り込んだときに抗体を作るよう指令を出すT細胞と、T細胞の指令を受けて抗体を作り出すB細胞というリンパ球が存在するのですが、リンパ球は体温が上がると増えて活発化する性質があるためです。
免疫細胞が正常に働ける体温は36.5℃程度で、そこから体温が1℃下がると免疫力が30%ほど下がり、1℃上がると免疫力が最大5~6倍ほど上がるといわれています。
風邪などをひいたときに熱が出るのは、体が体温を上げることで免疫細胞を活発化させ、病原菌を退治しようとしているからなのです。
また、体温が上がると副交感神経という、心拍数や血圧を下げる働きがある神経が優位になって体がリラックスするため、ストレスの軽減にもつながります。1日10分程度でよいので、少し汗をかくくらいの運動をしたり、40度くらいのお風呂につかったりしてみましょう。
②質の良い睡眠をとる
免疫力を上げるには、質の良い睡眠をとることも重要です。
睡眠中は副交感神経が優位になり、心も体も緊張状態から解き放たれてリラッスするため、免疫細胞が非常に活発になります。
・毎日同じ時間に目覚め、同じ時間に寝る
・朝日を浴びる
・朝食をしっかり取る
・寝る2~3時間前に入浴を済ませる
・寝る直前に食べない
・寝る前にTVやスマートフォンを見るのをやめる
・睡眠時は室内の温度や湿度を快適に保つ
③食事に気を配り腸内環境を整える
善玉菌は免疫細胞と協力して悪玉菌の侵入・増殖を防ぎ、有害物質を体外に排出するサポートしているため、善玉菌が多いと免疫力が上がります。
さらに善玉菌が増えると日和見菌が善玉菌の味方につくため、免疫細胞のサポーターが増え、免疫細胞がより一層活発に働けるようになるのです。
しかし、善玉菌が減って悪玉菌が増殖し、さらに日和見菌が悪玉菌の味方につき始めると、免疫細胞のサポーターが少なくなるので免疫力が落ちてしまいます。善玉菌が減ってしまう原因は加齢やストレス、抗生物質の服用などいろいろありますが、食生活も大きく影響します。そのため、腸内環境を整えて免疫力を上げるには、免疫細胞や善玉菌がよろこぶ栄養素を十分に摂取することが大切です。
④よく笑う
免疫力を上げるための1番簡単な方法は、よく笑うことです。
笑うと副交感神経が優位になって体がリラックスしますし、ストレス解消にも役立ちます。
また、IgA抗体という体内に侵入してきた異物にくっついて無力化する免疫物質があるのですが、笑うと体内のIgA濃度が上昇し、免疫を高めるという研究結果もあります。
作り笑いでもIgA濃度が上昇するといわれているので、ストレスがたまっていたり、体調が悪かったりして心から笑えないときは、笑顔だけでも作ってみてくださいね。
このように免疫を上げるために、ご自身でできることは実践してみてください!
エステやアロマトリートメントを受けることで、より副交感神経が優位になりリラックスできますので、最近疲れやすいな、身体が冷えているなというときこそお店に足を運んでみてください!