季節の精油 ヒバ油の効能 未分類 2024.01.18
アロマテラピー好きな方にご好評をいただいている、シーズンごとのピックアップ精油。
毎年冬のオイルとして定番化しているゆずに加え、新高円寺店ではヒバ精油をミックスしています。
ヒバは、別名アスナロと言われるヒノキ科の日本固有の植物です。
虫や湿気、カビに強い性質のため、12世紀初めに建立された岩手県の中尊寺、
日本一長い木の橋、青森県の鶴の舞橋の建材として利用されていることで有名です。
奥州藤原氏の栄華の証、金色堂、
長生きの橋(ナガイキノハシ)と
縁起がよいとされるこの2つの建造物の建材になっているヒバ。
ヒノキよりも野性的で深い香りが特徴で、お肌と精神面への効能も優れていることから
10年位前にはペパーミントで定番の香りとして常時置いていたのですが
スパイス系の香りが好きな私自身実はあまりしっくりこなく、
しばらく使用していませんでした。
それが、たまたま旅先で青森ヒバ配合の化粧品を使い
活力が漲っていた30歳の時には感じられなかった
「大丈夫、あなたは頑張っているよ。落ち着いて」
と励ましてくれるような
独特の香りにヒバのよさを再確認しました。
思い返せば、当時もヒバ精油を好んでいたのは
今の私位の年代の更年期世代~の落ち着いた素敵なお客様達でした。
(私もヒバ精油効果で落ち着いて素敵な40代になりたいものです。。。)
この、ヒバの鎮静効果は
サビネン、ピネン、ミルセンといわれる香り成分によって起こります。
イライラや神経の昂りを鎮め、緊張も緩めてくれるので安眠効果もあります。
また、ヒノキの香り成分としているヒノキチオールという芳香成分は実はヒノキよりも
ヒバに10倍多く含まれています。
ヒノキチオールはお肌への効果も豊富で
・殺菌作用
・炎症を抑制する消炎作用
・細胞の生まれ変わりを促進する作用
・メラニン生成抑制作用
・コラーゲン産生促進作用
が期待でき、しみ、しわを防ぎアンチエイジングに効果を発揮します。
また、身体への効能は
循環促進作用です。
血流の促進が進むと、筋肉が温まりやすくなり冷えの緩和に繋がります。
精油の成分で体内から循環を促し温まりやすくすることで温まりやすい、冷えにくい体に改善して手助けをしてくれます。
タルミーズのダイエット対決でも、
ホルモンバランスを整えるため卵巣周りの血流アップを重点的に行ったのですが
ヒバのマッサージオイルを活用しました。
高円寺店の季節のオイルは、
米ぬか油をベースにこのヒバオイルにゆずオイルと、シアバターをたっぷり20%も配合しています。
お顔~お身体まで潤う季節のオイルこの機会にぜひお試し下さい(^^)/